あぽろんのお食事チェアは、ストッケのトリップトラップを使っています。
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これまでは、このチェアにベビーセットをつけて使っていましたが、2歳3ヶ月で卒業しました。
その理由について書いていきたいと思います。
※ストッケといえばこのトリップトラップを指しますので、以後、このチェアのことをストッケと表記します。
ストッケについて
ストッケを購入した理由
言わずと知れた、子どものダイニングチェアとして圧倒的シェアを誇るストッケ。当然私も購入の候補としてチェックはしていました。
とは言っても、やっぱり高いですし、他にも評判のいい商品もたくさんあって迷います。
そんな迷いを一瞬で断ち切って購入した理由は、
ストッケは本体もいいお値段しますが、ベビーセット自体もかなり高いのです。
ちなみに、お下がりでいただいたのは、ベビーセット、トレイ、ハーネス、クッションのフルコース!
ありがたすぎて、即ストッケ購入しました。そして、結果ものすごく満足しています。
ストッケとベビーセットを推す理由
そして、ストッケを使ってみて私が推す最大の理由は、これらの優秀すぎるオプション品を揃えているのがストッケだということ。
もし、ベビーセットを使わない年齢(購入時点で2歳以上でしたら不要かと思いますが、一応公式的には3歳以上がベビーセット不要年齢です)だった場合、ひょっとしたらストッケがベストの選択ではない可能性もあります。
もちろん長く使えることがストッケの何よりのメリットですが、子どもによっては大人と同じものを使いたがる場合も多いので、長く使えるストッケを買ったところで、ある程度大きくなった子どもが嫌がるということは十分にあり得ると思っています。
つまり、ストッケの良さを最大限享受するのは、0歳代からベビーセットを使ってストッケを使用することだと思うのです。
私は使っていませんでしたが、ニューボーンセットを使えば新生児の頃から使うこともできます。
生まれてすぐから、家族と一緒にダイニングを囲むことができるというのが売りのようです。
私はあぽろんが第一子だったので、その良さがわかりませんでしたが、もしお子さんが何人もいる場合は、上の子の食事の時も一緒にいられるというのは良さそうですよね。
唯一なくてもよかったオプション品
ベビーセット、トレイ、ハーネス、どれも活躍しましたが、正直なところクッションはなくてもよかったかもしれません。
もちろん最初は赤ちゃんに硬い椅子に座らせることに抵抗があり、クッション必須だったのですが、割とすぐにクッションは卒業させました。
なぜなら、食べこぼしが気になり、頻繁な洗濯を必要とするから。
洗ってあげればいいだけなのですが、0歳児の世話をしていると、少しでも家事負担を減らしたいんですよね…。
防水加工はされていますが、普通に汚れはつくし、食べこぼしが固まってくっついたりもするので、私のようなズボラタイプの方はやめておいた方が良さそうです^^;
ハーネスはあった方が良い理由
ストッケのベビーセットを購入されている方でも、ハーネスまで使っている方はそれほど多くない印象です(自分調べのためデータ根拠なし)。
でも、0歳代からストッケ使うなら絶対ハーネスはあった方がいいです!
- 絶対に落ちない安心感
- 立ち上がり防止
0歳児はお座りできたとしてもまだまだふにゃふにゃしているので、ベビーセットでも心許なさはありました。
私が心配性なところもありますが、ハーネスがなければ、キッチンとダイニングを往復するために離れることもできなかったかもしれません。
その点、ハーネスはシートベルトのようにしっかりと椅子に縛り付けて座らせてくれるので、お皿を取りに行ったりおかわりを持ってきたりと、ちょっとそばを離れることに何の抵抗もなくなりました。
もちろん推奨はされてませんし、できることなら避けた方がいいのはわかっていますが、子どもの食事中に急にトイレに行きたくなった場合に行けてしまうくらいの安心感はあります。
私はこの安心感に、ワンオペ育児をものすごく助けられました。
もちろん「絶対」なんて言い切れることは存在しないのはわかっていますが、それでもずっと張り詰めた緊張感の中で過ごさなければならない孤独なママの支えになっていたことは確かです。
また、あぽろんはあまりなかったのですが、ハーネスを購入された方の口コミを見ると、子どもが立ち上がってしまうことの防止のためという方も多いようです。
推測ではありますが、あぽろんが食事中に立ち上がることをしないのは、初めからハーネスをつけていたことで、食事中には立ち上がらないということを身体で覚えたというのはあるのかもしれません。
上記の理由から、ストッケとベビーセットを購入されるならハーネスも絶対オススメです!
ちなみに、もう大丈夫だろうと思えるようになってきた1歳半ごろにはハーネスは卒業しました。
本人も嫌がっていなかったので使い続けてもよかったのですが、毎回ハーネスを開け閉めする手間もあるし、クッションと同じようにハーネスにも多少汚れが着くので、洗濯する手間を軽減したかったというのがあります。
ベビーセットだけでも安定して座れるし、ハーネスを取っても立ち上がることはありませんでした。
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トレイの活用法
ベビーセットにカチッとはめ込めるトレイは、簡単に取り外しできるので、毎回外して洗っていました。
もちろん拭くだけでもいいとは思いますが、我が家ではBLWをやっていたので、トレイが直接お皿みたいなものだったというのもあります。(BLWではお皿を使いません)
↑BLW開始当初はバンボを使っており、バンボのトレイがお皿がわりでした。
もちろんBLWからだんだんと幼児食に移行していくにあたり、お皿は使っていましたが、上記の名残によりトレイに落ちたもの(お皿の外に落ちたもの)でも普通に食べていたし、そのくらい汚れるので毎回洗っていました。
とにかく乳幼児の食事は汚れるので、専用のトレイがあってよかったと思っています。
これは我が家の生活や育児スタイルの問題なので、ご家庭によってはトレイはなくてもいいかもしれません。
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ベビーセットを卒業した理由
そもそもいつまで使えるのか
調べてみたところ、公式では6ヶ月〜36ヶ月(3歳)となっていました。
実際、今2歳3ヶ月ですが窮屈なこともないし、まだまだ使えるように見えています。
他の皆さんはどうなのかな?とネットのレビュー等を見てみると、子どもがベビーセットを嫌がるから卒業したという意見も多く、その場合は2歳になる前に外しているようでした。
公式としては、1人で乗り降りできるようになったらベビーセットを外してストッケ単体で使えるとしていました。
あぽろんは結構前からその段階にはきていましたが、それでもベビーセットを使い続けていました。
ベビーセットを使い続けていた理由
ベビーセットに座らせている限り勝手に乗り降りできない事実を、親が手放せなかったからです。
1人で乗り降りできるからベビーセットを外せるということは、ベビーセットがあると1人では乗り降りできないのです。
つまり、自由になれる能力が身についているのに、あえて不自由にしていたということです。
それは、
- 食事中にフラフラすることがない
- 落ちる心配がない
という親の都合によるものでした。
ハーネスを使っていた時の安心感とはまた別の感覚だったように思います。
ベビーセットを卒業することを決めたきっかけ
Kindleで育児書を読んでいて、たくさんの気づきを得られました。
今回のきっかけをくれたのはこちらの本です↓
そして、親が楽をしたいためにベビーセットを使い続けているのは違うな、と気づきました。
自由には責任が伴います。
子どもが不自由な状態にいると、本人に責任を取らせることはできません。
あぽろんに自立して欲しいなら、まずは自由を与えるべきだとわかったのです。
ベビーセットを卒業した後の反応
事前準備
まずは、ベビーセットを卒業することを本人に確認しました。
あっさりと決まりました。
とはいえ、実際にやってみて本人が嫌がったらまた戻してもいいとは思っていました。
卒業のとき
自分で座ることを促すと、嬉しそうによじ登って座りました。
あぽろんのランチョンマットがなかったので、予備のマットを使ったらさらに嬉しそうでした。
やはり、親と同じっていうのは嬉しいのでしょうね。
もちろん、嬉しいねーよかったねーだけではありません。
ベビーセットがなくなったことによって、懸念していたように食事中に椅子の上で遊ぶようになりました。
椅子から降りてどこかに行くことはありませんが、身体の向きを変えたり、足を座面に乗せたり…。
でも、これはまだ新鮮だから試してみたいだけなのかもしれないと思って、注意はしつつ様子を見ています。
責任を取らせる
自由を与えたのだから、責任はセットで与えます。
- スプーンなどを落としたら自分で拾わせる
- 食べ終わったらエプロンなどを流しへ運ばせる
- 食後にストッケや床の食べこぼしを拭かせる
どれも嫌がることなく、きちんと対応しています。
これまで全部親がやっていたので…。
特に、スプーンなどを毎回拾うのは地味にストレスで、イライラしていました。
自分で拾うのが嫌になればそもそも落とさないように気をつけるようになるだろうし、自分で拾い続けてくれる限りは落としたところでこちらにストレスもないです。
これまで、こういうことを経験させる機会も奪っていたんだなと反省しました。
道具の使い方で子どもの成長が変わる
ストッケのように素晴らしい道具があれば、一緒に食卓を囲むことが難しい乳幼児とその家族を助けることができます。
その一方で、道具によって成長をストップさせてしまうこともあるのだと気づきました。
ストッケはほんの一例であり、親の都合で子どもの自由や学ぶ機会を奪ってはいけないなと改めて実感しました。
親を助けるための道具はたくさんありますが、それを使うのが適切な時期かどうかについては、自分の子どもの成長具合を見ながらしっかりと考えなければならないですね。
また気づきがあれば記事にしていこうと思います。
それではまた!