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【具体的な調理法付】経験者が語る!実践しやすいBLWの進め方

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まお
まお
いよいよ実践編です! 

通常の離乳食を食べてもらえなかったので始めたのがBLWでした。
この記事では、経験者だから書ける実践しやすいBLWの進め方を具体的な調理法付きでまとめています。

私と同じように離乳食を食べない赤ちゃんにお悩みのママさんや、BLWに興味があるものの実践している人が周りにいなくて不安な方にぜひ読んでいただきたいです。

あぽろん
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試行錯誤でたどり着いた完成形だよ!

そもそもBLWとは?という方はまずこちらから↓

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BLWの始め方はこちらです↓

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参考書籍はこちらです↓

書籍を読んでいただいた方はわかるかと思いますが、100%本の通りに行うというのはなかなかに難しいです。
イギリスと日本の食文化の違いなどもありますし、BLW以外の離乳法は併用してはいけないなどの制限も厳しかったりします。

私は書籍を読んで安全策や理念等を理解した上で、私が実践しやすいスタイル、娘のあぽろんに合ったスタイルを模索し、最終的に以下のようになりました。

書籍のやり方とは多少異なることもありますのでご了承ください。

実施タイミング

開始当初はお腹の空いていないとき(授乳後〜2時間以内)

まだ食事=空腹を満たすものと理解していないため、食べ物を研究する時間として捉えてもらうためです。

生後6ヶ月頃はねんねの前に授乳していたので、朝寝明けや昼寝明けなどが機嫌も良く、お腹もすごく空いてるわけではなかったのでちょうどよかったです。

慣れてきたら授乳の時間の一つと置き換え(足りなければ母乳追加もあり)

少しずつ飲み込める量が増えていき、食べ物を「研究」から「食べる」に変わっていきます。

食べることでお腹が満たされていくということがわかってきますので、授乳の一つと置き換えても空腹で泣くこともありません。

調理法

BLWを始めた当初にやってしまったのが、食べ物を「柔らかくしすぎる」というミスです。

ペースト状の離乳食の固定観点があるからか、固形物を与えるとしても極力柔らかくしておくべきだと無意識に考えてしまっていたのかもしれません。

より食べやすくするために蒸したりしていたのですが、これが大失敗!
柔らかくなりすぎると、崩れて持ちにくくなってしまうのです。

掴めないため赤ちゃんもイライラするし、BLWが全く進まないのでいいことがありません。

まお
まお
ある程度の固さを残して調理するのがポイントです!  

色々な調理法を試した結果、食材によって赤ちゃんが食べやすい調理法が異なりましたのでまとめてみました。

野菜の種類ごとの調理法

調理のポイント
  • 蒸したりして柔らかすぎると崩れて持ちにくくなるので、ある程度の固さを残す
  • 比較的水分の少ない野菜(にんじん、ブロッコリーなど)
    →電子レンジで加熱
  • 水分が多い野菜(大根、カブなど)
    →電子レンジで加熱すると水っぽくなり、つるつるすべってつかみにくいため平たく切って焼く
  • 芋系(じゃがいも、さつまいもなど)
    →電子レンジで加熱すると崩れやすいため、オーブンで焼くと表面固まっていい感じ
  • 葉物野菜(白菜、小松菜など)
    →茹でるか電子レンジ加熱するとしっとりするので、その状態で与えるとチューチューと吸う
    ブレンダーで細かくしておじややお焼きなどに混ぜることも可能(食材がわかりにくくなるのが難点)
  • 熱を通してもそのままの状態だと食べにくそうな野菜(レンコン、山芋など)
    →加熱後にブレンダーで粉々にして出汁や片栗粉で形成してお焼きにする

野菜の形は、本ではスティック型が推奨されていますが(持ちやすいため)、我が家ではにんじんは皮をむいただけ(大きすぎれば縦の長さを半分にしたりはします)、大根は皮をむいて輪切りといった具合に、大きめにしています。

スティック型は確かに握りやすいのですが、口の中にたくさん入ってしまい、飲み込めなかったりします。

大きめに用意すると、両手でしっかり持ってかぶりつくので、噛める量しか口の中に入らないので上手に咀嚼できるようでした。

その他の食材の調理法

調理のポイント
  • ハンバーグなどはポロポロ崩れるので、表面をしっかり焼く
    油で手がベタベタになるので、焼くときに油は引かない&キッチンペーパーによく吸わせた方が良い
  • お焼きやおにぎりはベタベタしてると指にくっつくので、千切った海苔を表面にまぶしたり、一口サイズに切って海苔でサンドイッチにする
  • 水分の少ない食べ物は口の中がパサつくので、すぐ飲めるところに飲み物を設置するか、こまめに飲み物を飲むか確認する
  • おじややリゾットは大人用に炊いたお米を出汁で伸ばす程度で、特別柔らかく炊いたりはしない
    手間をかけるとやらなくなるし、お米以上に固いもの食べているため
  • 単品で与えにくい納豆、しらすや鯛などの魚、青のりやきなこなどのトッピング系食材は、おじややお焼きに入れて与える
    うどんが食べられるようになってからはうどんと和えることも



提供方法

提供の手順

  1. ひとつずつバンボのテーブルに乗せる
  2. 手で掴んでさんざん観察してから口に入れたり噛んだり遊ぶ
    慣れるとちゃんと食べ物と理解して食べます
  3. 飽きたらテーブルから落とす
    間違って落としただけかもしれないので何度か拾いますが、拾ってもすぐ排除する場合は終わりの合図です

BLW本来のやり方ではいくつかの食材をテーブルに並べて選ばせますが、我が家ではそれぞれの野菜を順番に出しています。

たくさん並べても、ひとつの食材しか目に入らず、集中力を欠く気がしたからです。

また、ひとつを食べてもらってる間に次の食材を準備したりもできます。

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提供場所

当初はキッチンのすぐそばにビニールシートを敷いて、その上にバンボを置いて座らせていました。

食事途中でも次の食材の準備をしていたのですが、BLW中は目を離すと危険なので目の届く場所にいるようにするため、あえてダイニングではなくキッチン側にしていました。

慣れてきてだいぶ汚さなくなってきた頃から、ストッケ(ハイチェア)に座らせて一緒にダイニングテーブルで食べるようになりました。

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実施する上で意識したこと

マイルールを制定

あまりガチガチにルールを固めてしまったり、制約ができると続かないので、最低限これだけは守ろう!と決めていたルールがありました。

  • 口の周りや手やバンボや床が汚れまくっても、極力お食事終了まで拭いたりしない
    嫌がるし、集中力が削がれます。
  • 口の周りは長時間食品が付着することで荒れやすくなるので事前にプロペトで保護しておく
  • 絶対に目を離さない!
  • 余裕があるときは一緒にお食事する
    余裕がない時は一人で食べてもらっていましたが、本来は一緒に食べることが推奨されてますし、実際一緒に食べるほうが赤ちゃんも嬉しそうです。
  • 野菜は必ず加熱する
    本家では加熱は必須ではありません。ヨーグルトなどは非加熱で与えてますが、野菜はやっぱり心配なので加熱していました。
  • 無理やり食べさせることはしない、食べる気がないときは態度で示してくれるのでそこで終了にする

従来の離乳食との併用

BLWは本来、他の離乳法と併用してはいけないものとなっていますが、ヨーグルトやおじやなど、スプーンを使って食べさせたいものもあります。

その他にもアレルギーの確認のため、卵など少量から始めたい食材もあり、結果としてBLWだけではなく従来の離乳食(ここではスプーンで食べさせる行為を指します)も混ぜることにしました。

一回食の頃はほとんどBLWだけでしたが、二回食になると片方がBLWでもう片方がスプーンを使った食事となり、三回食では食べる量も増えたので両方同時メニューとなりました。

三回食で与える際の例として、先にスプーンでリゾットなどの炭水化物+タンパク質を与え、その次に野菜を手づかみで食べてもらいます。

スプーンは途中で飽きやすいですが、自由に食べられる手づかみ食べは本人の気が済むまでやってくれるため、結果的にたくさん食べてくれるのです。

BLWを検討している方へ伝えたいこと

書籍の中ではBLWが最良の離乳法であるかのように書かれていますが、私個人としてはそれが全てではないと思っています。

しかし、生後5ヶ月になったら10倍粥から始めて徐々に量を増やして…という従来の離乳法が自分の赤ちゃんに最適なのかについては検討の余地があると思います。

BLWのような考え方があるということを知った上で、自身の子に沿った手法で離乳していけたらいいですね。
我が家のように、

  • 離乳食を食べさせられることを嫌がる
  • スプーンを持ちたがる
  • 食べることには興味がある(大人が食べてるところを見るのが好き)

という感じの赤ちゃんでしたら、BLWはハマるのではないかなと思います。

何よりも大事なのは、ママも楽しめて赤ちゃんも楽しめる、そんな食事の時間が訪れることなのかなと考えています。

当記事が、BLWをご検討されている方の参考になれば幸いです。

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