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食べない離乳食は”手づかみ食べ”のBLW(赤ちゃん主導の離乳)で解決!

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このブログを立ち上げたきっかけともなった「離乳食食べない事件」。

悩んで悩んで、調べて調べて…。ようやく食べてもらえるようになりました。

この経験を共有したく、同じように悩んでいるママさんのためにブログを立ち上げてしまいました!
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

まお
まお
本当に悩みました…。だって食べてくれないんだもの(泣)
あぽろん
あぽろん
空腹を満たすのは母乳で十分だったんだよね〜

離乳食開始当初、拒否されて全く食べてもらえませんでした。
そんな状況がガラリと変わったのは、BLWを始めてから。

この記事では、離乳食を全く食べなかった赤ちゃんがBLWでどのように変わっていったのかまとめています。
離乳食を食べなくて悩んでいるママさんにぜひ読んでいただきたいです。

BLWとは?

Baby-led Weaning=赤ちゃん主導の離乳食のこと

簡単に言うと、離乳食初期からペースト状の食べ物ではなく、手づかみ食べのような固形物を提供する(=自分で食べることをコントロールしてもらう)離乳食法です。

本当にいきなり固形物を食べられるのかと最初は疑問に思いました。

しかし、はじめてみてわかったのは、固形物を提供したとしても赤ちゃんは最初から食べるわけではないということ。
食べないのであれば、これまでのペースト状の離乳食と同じ状況ではないかと思うかもしれませんが、それは違います。

なぜなら、ペースト状の離乳食は近づけるだけで拒否されていたのですが、BLWでは赤ちゃんの方から食べ物に近づき(手を伸ばし)、掴み、口に入れ、歯茎で噛み、そして口から出す…ということを行っていました。
最終的に口から出しているので、多少は体内に入ったとしても、これは「食べている」とは言えないでしょう。

BLWは最初からそれをわかってやらせています。
つまり、離乳食初期(生後半年頃)の段階で赤ちゃんに固形の食べ物を提供するというのは、食べてもらうためではなく、「食べ物とは何かを学ばせるため」なのです。

この時点では授乳も継続していますので、必要な栄養は母乳(またはミルク)から摂取し、離乳食の時間は学びの時間(赤ちゃんにとっては遊びの時間かも)ということになります。

そう考えると、「離乳食を食べない」ことについて、だいぶ気持ちが楽になるとは思いませんか?

BLWをやろうと思った理由

冒頭にも書いた通り、あぽろんはペースト状の離乳食を全く食べてくれない赤ちゃんでした。
生後5ヶ月の時点では、スプーンを近づけても口を開けてくれず、離乳食スタートも1ヶ月遅らせました。

その後もやたらスプーンを掴んで自分で食べたがり、「食べさせられる」という行為を拒否していました。
一生懸命作った離乳食を食べてもらえず、イライラしたり悲しくなったり、散々な精神状態のなか見つけたのがBLWでした。

海外では有名でしたが、これまで日本ではBLWに関する書籍がなく、日本でBLWを始めるハードルは高かったのではないかと思います。
ネット上にはたくさん情報がありましたので、意識の高い方は原書を読んだりネットの情報を見たりしながら実践されていたのでしょう。

しかし、運よく私がBLWを知ったタイミングで、日本で初めてBLWに関する書籍が発売されたのです。

タイトルにあるように、「自分で食べる!」が食べる力を育てる…まさにその通りだったと言えます。
あぽろんは、食べる力を身につけたいと意思表示をしてくれたんだなと思いました。

▶︎参考◀︎
現在では2020年11月に発売されたばかりのBLW(赤ちゃん主導の離乳)をはじめよう! [ 一般社団法人日本BLW協会 ]も、BLW入門書としてあります。

離乳食を食べない赤ちゃんが「食べる子」に変わるまで

あぽろん
あぽろん
結局どうやって食べられるようになったんだっけ?
まお
まお
それをここから説明します!

【生後6ヶ月】学びの時間…BLWスタート

ペースト状の離乳食に挫折し、BLWを始めたのが生後6ヶ月のときでした。
その時点では、食べ物は単なるおもちゃとして認識されていたと思います。
いつも遊んでいるおもちゃと違って、噛むと形が変わるし、見た目が違うと味も異なるし、きっと面白かったに違いません。

BLWにしてから、離乳食の時間は遊びの時間として見做されるようになったのか、バンボに座らせるのを嫌がられることはなくなりました。
それまでは、バンボ=嫌なことされる乗り物くらいの認識だったのでしょう。
これだけでも、あぽろんがBLWに対して好意的であることがわかり、離乳食を食べなくて悩んでいた私の心はだいぶ軽くなりました。

何より、食べなくても大丈夫、と思えたのが大きかったかもしれません。
そういったママ側の心の余裕は赤ちゃんにも伝わりますので、穏やかな離乳食タイムとなりました。

【生後7ヶ月】一回食(授乳1回と置き換え)…「食べる」を理解し始める

食べ物に慣れると、「これ(食べること)をするとお腹が満たされる」ということに気づき始めます。
粉々にするだけだった食材が、少しずつ食べられていくようになりました。
ただし、この時点でも「自分で自由にさせてもらえるなら食べる」というスタンスで、スプーンで何かを与えてもほとんど食べませんでした。

【生後8ヶ月】二回食…初めて食べたベビーフード

それまでベビーフードも食べなかったのですが(スプーンで与える行為全般NGのため)、初めて食べられるベビーフードに出会いました。
「manma 四季の離乳食」です。

初めてスプーンからベビーフードをパクパクと食べ、そのとき用意した量(少量ですが)を完食したのです。
試しに私も味見をしてみると…美味しい!匂いからして美味しそうでした。
おそらく、赤ちゃんとしても匂いで食べてみたくなったのではないかと思います。

これがきっかけとなり、その後は私が作ったものであってもスプーンでも食べてくれることが増えました。
「スプーンで食べさせられるものの中にも美味しいものはある」と思ってくれたのかもしれません。

【生後8ヶ月】三回食…食べる量が増え始める

スプーンで食べられるようになってから、食べる量が格段に増えていきました。

都内に100本のスプーンという無料で離乳食を提供してくれるレストランがあるのですが、そこへ行ったときも完食かつおかわりまでするくらいになっていました。

この時期は本当によく食べてくれて、たまらなく嬉しかったです。それまでが食べなさすぎたので、喜びのハードルがものすごく低かったです笑

離乳食の内容もだいぶ料理らしくなってきていました(この時期お気に入りのレシピについては別記事にする予定です)。

【生後9ヶ月】三回食…取り分け開始&フルーツ解禁

リゾットなど、比較的柔らかくて食べやすそうな料理は味付け前に取り分けるようになりました。

リゾットは最後に味付けするレシピが多いのでオススメです!

また、この時期にはフルーツも解禁しました。

我が家では栄養価の面から、1歳までフルーツをあげないでいようと考えておりましたが(詳細は別記事にまとめる予定です)、ふるさと納税で届いたあまおうがあまりにも美味しかったので、どうしてもあげたくなってしまったのです笑

旬のものを食べさせてあげたいという気持ちは、不必要に食べさせたくないという気持ちを上回りました。

BLWで鍛えられたあぽろんは、初めてのフルーツを上手に手で持って食べていました。

【生後10ヶ月】三回食+おやつ…食べるより遊びたい

パクパク食べることに夢中な時期は長くは続きませんでした悲。

いつの間にか食べる量が減ってきたのです。

最初は早く早く!みたいな感じで勢いがいいのですが、数口食べてとりあえず満たされると、

あぽろん
あぽろん
もうお食事いいいや〜遊びたい〜

と、バンボから抜け出したがるようになったのです。

仕方なく、お行儀よりも食べてもらえることを優先させ、バンボに座らせずにつかまり立ちさせながら食べさせたりなどしていました。

他にも品数を増やしたりなど、それぞれの食材は少しずつでもトータル量ではそこそこになるようにしたりなど、あの手この手で食べさせることを考えていた時期でもあります。

また、一回の食事の量が減ったせいか、食事と食事の間でお腹を空かせることもあったのでおやつを追加するようになりました。

おやつは蒸しパンや焼き芋など簡単なものを手作りしていましたが、途中から市販おやつもデビューさせました。

市販のおやつは塩分糖分が気になって与えにくかったのですが、砂糖食塩化学調味料不使用かつノンフライのこちらを見つけたので、それからは忙しい時などは頼らせてもらっています。

 

【生後11ヶ月】三回食+おやつ…食べさせて欲しくなる

離乳食開始から5ヶ月目にしてようやく!「食べさせて欲しい」という時期がやってきました!

これまではとにかく自分で食べたがっていたあぽろん。

スプーンを使う食事の時は必ず自分でスプーンを掴んでいましたし、BLWの時は当然自分でつかみ食べをしていました。

生後10ヶ月ときにつかまり立ちで食べさせるなど、あぽろんが手を使わずに食べる経験を積んだことにより、バンボに座っているときであっても、スプーンやお箸を近づけても其れを掴もうとすることなく、口をパクーっと開けて待っているんです!

これ、離乳食初期でよく見かける光景!!

まお
まお
まさか離乳食後期になって体験できるなんて!
あぽろん
あぽろん
食べさせてもらうのって楽だよね〜

今更すぎ!笑

まとめ

少しずつ胃腸が食べ物に慣れてき、食べる量が増えたり食べられる食材が広がることでメニューも増え、充実した離乳食タイムを送れるようになりました。
何より、頑張って作ったのに食べてくれないというストレスから解放されたのが本当に大きかったです。

BLW始めた当初は、かじったりしてもどのくらいお腹に入ってるかは謎でしたが、あぽろんが楽しく食材と向き合ってくれる姿は、それまでの「食べされられる離乳食」を拒否する姿とは全く違うので、用意する側としては気持ちがとても楽になりました。

まるで新しいおもちゃを与えられたみたいにワクワクしてるので、こちらも次は何を与えてみようかな?と楽しめました。
最初は野菜をチンするくらいだったので、残されても精神的負担も軽いです(笑)

食事の時間が母子ともに楽しくなったのは言うまでもありません。
BLWと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、思っている以上に簡単に始められますので、今の離乳食に悩んでいる方がいらっしゃいましたらぜひ試してみて欲しいです。

まお
まお
以下に関連記事をまとめましたのでぜひご覧ください!

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