我が家は今年の2月に電動自転車を購入しました。
保育園が決まっていなかったら買っていなかったので、正直生活必需品ではないと思っていました。
買ってみて、本当に世界が変わりました。広がりました。いいことがたくさんありました。
今日はそんな電動自転車の話を書きたいと思います。
購入した電動自転車はPanasonicのGyutto
正確には、ギュット・クルームR・EX・20です。
↑楽天セール中はかなりお得に買えるようです。
カラーはほとんどの店舗で売り切れになってしまっていますが「マットキャメル(ベージュ色)」にしました。
Panasonicの電動自転車を即決した理由
1 「ラクイック」(自動開錠機能)が搭載されている
この機能は数ある電動自転車の中でPanasonicだけです(2021年現在)。
電子キーになっているため、鞄の中にキーがあるだけで、電動自転車の電源をオンにすると自動開錠されます。
- たくさん買い物をした後などで両手が塞がっている時
- 子供がぐずって1秒でも早く帰りたい時
- 鞄がリュックだけの時
- お財布やスマホもしょっちゅう鞄をガサゴソして探すタイプ
こういう時に(1つだけタイプが入っていますがw)ものすごーく重宝します。
というか、子連れでの電動自転車移動はほぼこれに当てまります。
ちなみに、ラクイックが搭載されている自転車は型番に「EX」が付いております(ラクイックが搭載されていない型番は「DX」)。
ラクイックが搭載されているだけで、2万円ほど高くなりますが、その価値は十分にありますので、迷っているなら全力でラクイック搭載タイプをオススメします!
そういうわけで、買うならPanasonicにしようというところは早々に決めていました。
2 ギュットシリーズはコンビと共同開発のため「エッグショック」(衝撃吸収材)が搭載されている
これがPanasonicの中でもギュットシリーズを選んだ理由です。
コンビのベビーカーもネムリラも使っていませんが、そんな私でも知っている「エッグショック」。
コンビによると、エッグショックは通常の約3倍衝撃を吸収してくれるようです。
もちろん何もないに越したことはありませんが、少しでも緩和できるのであれば選びたいと思いました。
3 クルームR(後乗せ)はサンシェードが標準装備されている
ギュットシリーズは、クルーム(前乗せ)とクルームR(後乗せ)があり、我が家は購入時まだ1歳でしたが後乗せを選びました。
サンシェードのあるなしで、チャイルドシート内の温度上昇をかなり抑制できるようです。
大人も日傘が手放せないくらい昨今の日差しは強いので、これで少しでも快適に乗ってもらえたらなと思います。
試乗した結果、前乗せも後乗せもギャン泣きでしたが…笑
- 乗れる期間長い(1歳〜小学校就学前)
- 前カゴ使える(前乗せは使えません)
- 前乗せより寒くなさそう(イメージです)
- 成長したら自分で乗れる(自転車屋さんで自分で座ってる子を見た)
という理由で、後乗せに決めました。
4 即決(すぐに購入した)最大の理由
試乗した自転車屋さんによると、コロナの影響でメーカーの生産量が激減してるらしいのです。
店にもメーカーにも在庫がなく、欲しかったマットキャメルに至っては在庫切れだったので、なんと納期二ヶ月後でした(2021年2月時点)。
ネットではまだ在庫がある店がいくつかあるので(先ほど商品リンク貼った店もマットキャメルは在庫切れですが他の色はありました)、気に入ったらすぐに購入された方がいいと思います。
電動自転車による副産物
そういうわけで、本来は4月以降の通園のために購入した電動自転車ですが、即決したため2月には我が家にやってきました。
せっかく電動自転車があるので、あちこち乗ってみたところ、思わぬ副産物が得られたのです。
1 睡眠時間が伸びた
驚くことに、あぽろんの1日トータルの睡眠時間が伸びたのです。
これまでだいたい平均して12時間前後寝ていたのですが、電動自転車でお出かけ(というかサイクリングして遠くで買い物する程度)するようになってから、平均して13時間前後寝るようにりました。
主に電動自転車乗るのは午前中なので、お昼寝時間がまず伸びました。
あまり長いと夜に響くので起こした方がいいとは思うのですが、この頃は寝たいだけ寝かせてあげたく(保育園入ったら嫌でもスケジュールぎちぎちだし)起こさなかったので、平気で3時間とか寝るときもありました。
以前なら、遅い時間まで寝てたり昼寝が長すぎたりすると就寝時刻に影響出ていたのに(22時すぎちゃうことも…)、なんとお昼寝に左右されず就寝時刻はほぼ一定(遅くとも21時には寝てる)になりました。
2 食事を規則正しく食べるようになった
実はこの頃、お腹が空かないみたいで、1日2食の日が続いていたりしました。
それが、電動自転車を使うようになってから3食食べるようになったのです(書き方が某通信教材の漫画みたいになりました笑。テストで満点とって部活でレギューになって彼女ができるやつです)。
↓
午前中に自転車でお出かけ
↓
帰宅して食べるor疲れきってたらまず昼寝で起きたら食べる
↓
大人のお夕飯のタイミングでも食べる!
3 テレビを見たがらなくなった
正直これはなんともいえない部分はあるのですが、一時期かなり見せてしまっていた時がありました。
こちらとしても楽だから見たがったらつい見せちゃってたんですが、今度は見せすぎによって、これじゃないものが見たい!みたいにどんどん要求がエスカレートしちゃっていたのです。
挙句、テレビつけてるのにテレビを見せろと騒ぐ始末でした。もう色々感覚が麻痺してしまっていたのだと思います。
でも実は、かなり前から薄々気づいていたことがありました。
あぽろんは、つまらない時・暇な時・他に魅力的なものがない時にテレビを見たがるのです。
なので、
と思いつつ、
と落ち込んだりもしていました。
実際、新しいおもちゃがあったりママが全力で楽しませようとしていたりすると、テレビ見たがらないのです。
電動自転車のおかげで、遠いダイソーに行ったりして新しい知育玩具仕入れてるし、 午前中長時間お出かけしてるからおもちゃで遊んだりお絵かきの時間が減るので、午後はそれらで楽しく遊べているのではないかと思っています。
テレビを見るタイミングが減ると、また見たい!という欲求も減るみたいで、指数関数的にテレビ要求が減っていきました。
以前何かの本で読みましたが、こういった刺激を常に受けてると刺激なしではいられなくなって癇癪を起こしやすいようです。確かに思い当たるかもしれません。
共通して言えること
これら3つが共通しているのは、電動自転車での移動がものすごく刺激になっているということだと思います。
ねんね期の赤ちゃんの頃に睡眠について相談した際、助産師さんにアドバイスされたことがあるのです。
赤ちゃんは抱っこやベビーカーでお散歩して景色を眺めるだけでも疲れて寝ちゃうから、お散歩するのは意味あるよとのことでした。
赤ちゃんは自分で歩くわけじゃないから、お散歩しても疲れないと思っていたので驚きましたが、確かにその通りでした。
視覚的にものすごい量の情報が入ってきて、それを処理するために疲れるらしいです。
それだけじゃなく、風を感じたり音が聞こえたり、いろんな刺激がありますよね。
で、この話が今のあぽろんにとっての電動自転車なのかなと思い当たりました。
自分で歩けるようになって、近所の風景はもうだいぶ見慣れて刺激が薄れてきたのかもしれません。
それが、電動自転車に乗ることで、見たことない景色がものすごい速さで流れてくのです。
そして、かつてとは違い、あぽろんにはそれらが何かわかったりするので「赤い車」「バスいた」「ポッポいっぱーい」「まーびぃ(眩しい)」等々走りながらあれこれ喋っていたりします。
これを脳内で処理するのに疲れているのでしょうね。
ほぼ電動自転車乗ってるだけでほとんど動いていないのに昼寝爆睡です。
そして、脳を使うから糖分足りなくなってご飯も食べるようになったし、めちゃくちゃ刺激受けて満たされてるからテレビを見たがらないのかなと思います。
おわりに
これは、電動自転車を購入してから10日ほど経った時に書いておいた内容です。
今は購入から2ヶ月半が経ちましたが、今でも睡眠しっかり、食事もしっかり取っています。
残念ながらテレビは一時期また少し見るようにもなってしまいましたが、その後習い事の体験レッスン等に行くようになったらまた見なくなったので、やはり刺激不足が原因でテレビを見たがるのだと思います。
保育園に入ったらどうなるのか、ますます楽しみです。
それではまた!