来年度の習い事を考え始めました。
幼児教室、音楽系、運動系、その他あれこれ。
色々考えた結果、家から通える範囲で気になったいくつかの教室へ体験で行ってみることにしました。
今回は七田式教育で有名なEQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミーを体験してきたのでそのレビューを書きます。
体験授業を受けるまでの流れ
WEBで近くの教室を選んで体験授業の申し込みをします。
数日後に教室から電話があり、日程が確定となります。
資料請求も同時に行う場合、資料は翌々日くらいには届きました(余談ですが資料では内容が全くわかりませんでした笑。やっぱり体験行くのが一番いいですね!)。
当日体験授業に参加したのは、私たちともう1家族だけでした。
あぽろん(1歳9ヶ月)、女の子(1歳7ヶ月)、お兄ちゃん(4歳)でした。
※お兄ちゃんはあくまで付き添いで、入会検討しているのは女の子のようでしたが、お兄ちゃんも授業に参加させてもらえていました
【EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー】体験授業の内容
- はじまりのご挨拶と歌
- 日付の確認(西暦・和暦・和風月名・年月日・曜日)と歌(カレンダーの歌、曜日の歌)
- フラッシュカード(春関連・地域関連・ジャンル指定なし)
- 歌(さくらさくら)
- 先生と同じ絵柄を選ぶ
- シール貼り
- ビーズ入れ
- 楽器の音を聴く(CD)
- 100玉そろばんで数の概念を視覚的に伝える
- 終わりのご挨拶と歌
色がついた部分はあぽろんが楽しんでいましたが、他の部分はイマイチ…でした。
入会判断
入会に向けた説明の際はその場で判断せず
体験授業なので、当然入会するかどうかの話があります。
体験授業は30分で、入会の説明等にも同じくらい時間がかかりました。
その説明を受けている間、同じ部屋で別のスタッフの方があぽろんの相手をしてくださったので集中してお話を聞くことができました。
- 4月からのクラスの空き状況
- 入会金や月謝の説明
- 購入できる教材の説明
- お試し入会(4回分授業受けられる)
などの話を聞き、最終的には家族で相談して決めることにしたのでその場での回答はせず、入会する場合もしない場合も今週中にこちらから電話するということで了承を得ました。
自分のタイミングで回答したかったので、電話をかけてもらわない方が都合がよかったのです。
ただし、入会しない場合も必ず電話しましょうね!
入会は見送り
教室を出た後、あぽろんにどうしたいか聞いてみました。
…笑
子供は正直なので助かります。
家に帰ってからは主人とも相談しました。
自分は体験に参加していないから何ともいえないけど、私はどう考えているのかと聞かれたので正直に答えました。
でも、教室に行くという行為自体はあぽろんの刺激になっていたし、ちょっとした緊張感のようなものも楽しんでいたように思う。
それを聞いた主人としても、第一印象は大事だし、そう思うならここに通うのはやめようということになりました。
忖度なしの率直な感想
楽しめたこと①歌
今月の歌は「さくらさくら」だったようで、歌詞を配られて一緒に歌いました。
あぽろんの前でさくらさくらを歌うのは初めてでしたが(メロディーくらいなら聞かせたことあったかもしれませんが)、後半は一緒になって歌うくらい楽しんでいました!
イントロの音楽がかかっただけでニコニコしながら手をバタバタさせて喜んでいたので、あぽろんは本当に歌が好きなんだと思います。
が、他にもたくさん教育のための歌(曜日の歌とか)が流れましたが、それらには興味を示さず。歌ならなんでもいいという訳ではなさそうです。
やはり、古くからある童謡というのは小さい子の耳に馴染みやすいメロディなのかもしれません。
楽しめたこと②シール貼り
この時配られたのは、おそらく20mmの丸シールを2色と細長い台紙が1枚。
先生が作った見本は、異なる色を交互に貼っていましたが、それは再現できませんでした。
家でやるときも、そういうことを考えながら貼るとまた難易度が上がって楽しめるかもしれないなと思いました。
家では8mmと15mmのシールで遊んでいるので、20mmサイズは少し大きくて若干扱いづらいようにも見えました(指先からはみ出る部分が大きいので意図せずくっついてしまうなど)。
楽しめたこと③ビーズ入れ
モンテッソーリ風の手作り知育おもちゃはいくつか作っていましたが、ビーズを使ったものは誤飲が怖くて試せていませんでした。
しかし、予想に反してあぽろんは一度も口に運ぶことなく、指先を上手に使って小さなビーズを小分けにされたケースに移していくことに夢中になっていました。
ビーズ入れの知育遊びを試せたことは、今回の体験教室に参加してよかったと思わせるほどの収穫でした。
体験教室で得たもの
ビーズ入れだけではなく、もう1つ知れてよかったと思うことがありました。
体験授業で使っていた100玉そろばんです。
↑正確にはこの商品ではないのですが、見た目はそっくりです
この知育玩具は支援センターなどにもあり、ただジャラジャラと触るだけでもあぽろんは楽しんでいたのですが、こんな風に数の概念を教えられるのかと感心しました。
さらに、いただいた資料には購入可能な教材一覧もあり、それを見る限りでは市販品もあったので、入会しなくとも購入するのはアリだなという参考にもなりました。
有名な幼児教室で使っている(というか購入教材なので入会した上で購入したとしても使うのは自宅になると思われる)ものなので、知育的な効果はある程度保証されているのではないかなと思います。
欲しいなと思った教材についてはまた別記事にてご紹介します。
褒められたこと
あぽろんは30分の授業中、ほとんど座って全ての作業を行えました(何度か立ち上がろうとしましたが、座るように促したら座り続けました)。
そしたら、先生が終わった後、そのことをとても褒めてくれたのです。
あぽろんが大人しく席についてくれるのは、家に専用の机と椅子があるのがよかったのかもしれません。
以下あぽろんが使っている机と椅子です。セットではなくそれぞれ別のものを組み合わせています。
ガッカリしたこと①フラッシュカード
ここからはネガティブな話になりますが…。
七田式教育で最も有名なのは「フラッシュカード」かなと思います。実際、体験授業でも結構な時間がフラッシュカードに割かれていました。
このフラッシュカードが、イマイチで…。正確に言うと、体験授業の先生の説明が不十分だったのかもしれません。
体験授業の先生は、フラッシュカードの目的?メリット?を「語彙数の向上のため」としていました。
通常3歳児の語彙数は1000ほどらしいですが、フラッシュカードにより4000位にまで増やせるんだとか。
う〜〜〜ん…と思わざるを得なくて。
あぽろんは1歳9ヶ月現在、数えてきれてませんが確実に500以上の語彙があります。
それは日常会話、絵本、テレビなどから得たものだと思います。
あくまで個人的な考えですが、単なる言葉としてではなく、使うシチュエーションや用法なども一緒に覚えるのが最も効率的かつ実践的な語彙の増やし方ではないでしょうか。
フラッシュカードによって、日常生活では触れない言葉や知識も増えそうだとは思うのですが、私にとってはあまりポジティブなものには感じませんでした。
そして、本当に申し訳ないのですが、フラッシュカードの絵柄や単語のチョイスが絶妙に古い…!
短時間ならまだしも、授業の1/3くらいがフラッシュカードに使われていたので、これがメインの授業となると微妙かな、と思ってしまいました。
フラッシュカードの目的が、例えば集中力をつけるためだとか右脳を活性化するためだとかであればもっと違った捉え方ができたかもしれませんが(いやそんなこともないかもですが…)、単に語彙のためだとすると私は不要かと思いました。
ガッカリしたこと②CDの音声
授業では度々CDで音声を流します。
歌だったり、楽器の音だったり。
これがまた古いというか、音質が悪い。再生しているデッキも古いのですが、ちょっと耳が痛いレベルでした。
部屋が狭いわりに音も大きくて…大人よりよっぽど繊細な幼児に聴かせるものとしてどうなんだろうと思いました。
さくらさくら以外の歌(教室オリジナルの歌?)も全然あぽろんにハマらず。普段歌大好きなんですけどね。
ガッカリしたこと③早口
これもきっと特徴なんだと思います。フラッシュカードのために早口なのかな。
短時間にバーっと喋ってそれを聴き取る力を身につけるとか、少しでも多くの情報を詰め込むためとかなのかもしれません(特にそういう説明を受けたわけではなく、想像です)。
でも大人でも、早口の説明って聞こえていても頭に残らないというか、右から左に聞き流れてしまうというか。
人に「聴かせる」話し方をしてくれるといいなぁと思いました。そういう話し方から得られることもあるし、学べる気がするのです。
習い事について明確になったこと
今回初めて体験してみて、あぽろんの習い事に何を求めるか明確になりました。
- 家ではできないこと
- あぽろんが楽しめること
ものすごく当たり前のことですね。
でも、それを改めて実感できました。
まだいくつか他の習い事も体験を予約していますので、それぞれ体験後にレビューを書きたいと思います。
※本記事は個人の感想です。現在通われている方や教室の方針を否定するわけではなく、我が家には合わなかったというだけですので、全ての人に当てはまる内容ではありませんことご理解ください。