通常の離乳食を食べてもらえなかったので始めたのがBLWでした。
この記事では、経験者だから書けるBLWで赤ちゃんがどのように成長したのかまとめています。
私と同じように離乳食を食べない赤ちゃんにお悩みのママさんや、BLWに興味があるものの実践している人が周りにいなくて不安な方にぜひ読んでいただきたいです。
そもそもBLWとは?という方はまずこちらから↓
BLWの始め方はこちらです↓
BLWの進め方や調理法などの実践編はこちらです↓
BLWをやってみて気づいたこと
まずは親目線での気づきをいくつかご紹介します。
色鮮やかな食べ物に惹かれる
いくつか並べたときに、必ず色がついてる野菜から取ります。
にんじん>ブロッコリー>だいこん といった具合。
単に味が好きなのかもしれませんが、面白いですよね。
この頃の赤ちゃんは色がはっきりしたおもちゃを好むので、食べ物についても同じなのかもしれません。
精一杯の緻密さで食べ物を観察している
これはBLWの醍醐味のひとつだと個人的には思っているのですが、にんじんとはどんな色形でどんな味がするのか等を理解しようとしている気がしました。
ピューレ状の離乳食だと、その食材の元の形はわからないからです。
この観察の仕方がとにかくすごくて!
ただじろじろ眺めるだけでなく、一度噛んで分解してから口の外にまた出して、にんじんの内側の繊維構造までしっかり見ているのです。
大人では考えられない発想で、赤ちゃんって本当に面白いと感じました。
特に初めての食材はかなり時間をかけて観察していました。
BLWを始めた当初は、にんじんを丸のまま出しても最終的には粉々になったにんじんの破片がテーブルに散らばるだけでしたが、2〜3ヶ月後には、にんじんをあとかたもなく食べ切れるようになります。
それはつまり、もう観察しなくてもにんじんが何かわかってるので、わざわざ粉々にする必要がなく普通に食べられるようになったのではないかと思います。
スプーンで与えるときも、スプーンを掴んだあと一瞥してから口に運んでいましたし、指先で一旦触ってから口に入れることもありました。
次第にお腹が空いているときは確認せずに食べるようになり、食べることで空腹が満たされるということを理解してきたのかと思わさせられました。
BLWで成長したと考えられること
手先が器用になった
口だけではなく手でもぎゅっと握りつぶしたり指先で弄んだり、形を変えられる食材だからこそ、普通のおもちゃでは得られない経験を与えることができた気がします。
早い段階から指先でものをつまんだり、指同士が分離して思い通りに動かせるようになったのはBLWのおかげじゃないかと考えています。
歯の生え具合で噛み方が変わる
最初は歯茎で噛んでたので、口の奥の方でモグモグしていたように見えました。
下の前歯が生えたら、そこで削り取る感じになり、上の前歯も生えたら、ちゃんと上下で噛みちぎるようになりました。
赤ちゃんって本当にすごい!
誰も教えてないのに自分でどんどん学んでいくんですよね。
歯が生えるのがはやいかもしれない
結果論なのでなんともいえませんが、にょきにょき生えまして。
生後6ヶ月で1〜2本目、
生後7ヶ月で3本目、
生後8ヶ月で4〜6本目、
生後9ヶ月で7〜8本目、
1歳1ヶ月で9〜12本目、
1歳2ヶ月で13〜15本目、
1歳3ヶ月で16本目が生えました。
ひょっとしたら、早くから「噛む」という行為を日常的に必要な状態にさせていたので、歯としても早く生えてあげないと!って思ったのかもしれません。
自分の意思で食べる!
BLWで学べることのなかでも特に重要なことだと思います。
何を食べるかはあまり選ばせてあげられてないですが、食べる量、スピードは完全に本人にコントロールさせてあげられています。
食べ物を味わうということ、何かを食べるということ、気に入った味を美味しいと感じること、これらが経験できる食事の時間を楽しむということをあぽろんは確実に理解してきていて、「ご飯の時間」を楽しいものだと思ってくれているような気がします。
まとめ
たった一人の事例ではありますが、BLWをやってみて気づいたことと成長についてまとめてみました。
元々の個性や遺伝等の影響も少なからずあるとは思いますが、BLWが成長に起因している可能性は十分あるのではないかと考えています。
離乳食において、BLWという選択もあるということを知っていただけたら嬉しいです。
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