今回、RSウイルスと突発性発疹の併発により、高熱が続きました。
また、いくつもの症状を緩和させるために複数の薬を飲ませなくてはなりませんでした。
またいつ起こるかわからないため、備忘として今回学んだこと(病院の先生や救急相談ダイヤルの方に教わったこと、ブロ友さんからのアドバイスなど)をここに記しておきます。
発熱時の対応
夜中に高熱に気づいたので、まずは救急相談ダイヤルへ電話しました。
その時に確認されたことは、
- 熱
- 顔色
- 意識(ぼーっとしているか、目の焦点合っているか)
- 呼吸の状態(ゼーゼーはぁはぁいっているか)
などでした。
次回電話をするときも、これらを確認してからにしようと思います。
また、この時は熱が39度を超えている以外は割と普通に見えましたが(もちろん熱くて辛そうではありましたが)、それでも相談ダイヤルの方は熱が39度を超えていたら今からでも(深夜0時)救急を受診した方がいいとのことでした。
30分前に座薬(アンヒバ)を入れていましたが熱が下がらなかったので電話しましたが、電話が終わる頃には下がり始め、結局1時間かけて38度前半まで下がったので受診はしませんでした。
座薬の効果は30分〜1時間くらい見ておいた方が良さそうです。
また、この後も3日くらいは39度以上の高温が続き、都度座薬を入れて解熱させていましたが、そもそもこの対応が正しいのか不安になり、小児科で症状を診てもらった際に先生に質問しました。
熱が出ているのは体の中で戦っているため。熱以外で元気そうなら解熱剤を使わなくても良い、とのことでした。(救急ダイヤルの方とは見解が違いますね^^;)
解熱剤を使った方がいいのは、
- 熱のせいで眠れない
- ぐったりとして熱で体力が消耗している
という状況の時とのことでした。
我が家が座薬を使うタイミングは夜寝る前が多かったので、少し安心しました。
薬の飲ませ方
今回、最大の難関はいくつもの薬を飲ませなければならないことでした。
しかしまぁ、嫌がる嫌がる。
子供用なので、どれも苦めではなく甘い味付けがされているはずなのに嫌がっていました。
シロップ2種類と粉薬2種類。
ブログで相談したところ、たくさんアドバイスをいただきましたので、実践した結果を含めてご紹介します。
1)混ぜて飲ませる
一番スタンダードなのは、色んなものに混ぜて飲ませるという手法でした。
ただし注意しなければならないのは、薬ごとに相性の良い悪い食べ物があるということ。
相性が悪いと苦味が出たりして余計飲めなくなってしまうようです。
そのため、薬剤師さんに何と混ぜたら良いのかを聞くのが大事!
ちなみに何も考えずに果物に混ぜたら合わなかったようで激しく拒否されました…。下手に混ぜると量も増えてしまうし、気をつけないといけませんね。
小児科の先生曰く、「混ぜてもいいけど必ず飲み切らせてください」とのこと。
何かと混ぜることで飲んでくれれば良いのですが、うまくいかなかった場合、量が増えてしまうので苦行が長引くことになりますので注意が必要です。
①おくすり飲めたね(嚥下剤)を使う
使っている方が多いようでした。いくつか味がありますが、抗生剤にはチョコレート味がオススメのです。
我が家ではいちご味を買ってみましたが…そもそも単品でも嫌がられてしまいました。
頼み込んで食べてもらったら(単品)、「なんだ美味しいじゃん」みたいな顔になりましたが、「もっともっと!」という感じでもなく、その状態で薬と一緒にあげたら結局嫌がられてしまいました。
- 子どもによっては特別好きな味ではなかったりするので効果が薄い
- 「知らないものは食べない」タイプの子だと攻略が難しい
薬とは別のタイミングで「野菜ジュレ」などを与えて好きになっておいてもらえれば、お薬と一緒に飲んでもらうのは苦ではないかもしれませんね。
②味の濃い食材と混ぜる
ヨーグルト、ハーゲンダッツのアイス(バニラやチョコレート味)、麦茶など。
前述の通り相性もあるので、薬剤師さんに事前に相談するのが良さそうです。
また、子どもごとに好みの味もあると思いますので、薬を混ぜることで好き嫌いが変化してしまうかもしれないことにも注意が必要です。
あぽろんは元々酸っぱいものが比較的好きでしたが、薬が甘酸っぱいような味だったせいか、それよりも酸っぱいものが苦手になってしまいました。
ちなみに、我が家で混ぜて成功したのは「出汁」でした。味というか風味が濃い!
出汁が大好きなので、濃いめに作り、苦手なシロップを混ぜて飲ませたところニコニコで飲んでくれました。
ただし、シロップは2種類あったのですが、1つは成功しましたがもう1つは相性が悪かったようで嫌がられてしまいました。やはり相性問題が一番影響あるようです。
③粉薬の場合は練り状にして頰の内側に塗る
オリゴ糖などを使って練り状にし、その後好きなものを食べさせれば一緒に飲み込めるようです。
今回処方された粉薬は、イヤイヤ言うもののシロップよりはマシだったので、水に溶いただけでもなんとか飲んでくれました。
特にサムネに使っている粉薬はイチゴ味らしく、これだけは喜んで飲んでいました。
しかし、今後苦手な粉薬が出てきたときはやってみたいと思います。
- 少量かつ舌に触れないため味を感じさせずに飲める
2)シロップは凍らせる
粉薬よりもシロップのお薬をとにかく嫌がっていたあぽろん。
小児科病棟で働かれている方からのアドバイスで凍らせてみることにしました。
小さい氷を作るための細かい製氷機があったので、早速作ってみましたが…
なんと、凍りませんでした(衝撃)。
- シロップによっては凍らないものもある
とはいえ、いつかまた別のシロップで試してみたいです。
3)自分で薬を混ぜてもらう
何でも自分でやりたいお年頃。
苦手なシロップを出汁に溶く作業をやってもらいました。
相性の悪かったシロップの方も、自分でやらせたら半分くらいは自力で飲めたのでビックリ!
しかしどうにも味が気に入らないので、結局はイヤイヤになってしまいました。
- 効果はあるが、それを上回る苦手な味だと完走は厳しい
4)褒めまくる
ご褒美シールを使ったりするのも効果的なようです。
我が家では、一口ごとに盛大に拍手をしてとことん盛り上げました笑
たまにやりそびれると、
と催促されます笑
我が家ではご褒美シールではないですが、ご褒美代わりにゼリーを用意し、お薬を一口飲んだらゼリーも一口食べられるという方式+褒めまくるで乗り切りました。
- 自力で飲んでもらうというのが結局は一番スムーズ
小児科の先生からは、もう理解できているので、薬を必要なものとして飲む練習をしてくださいと言われていました。
親としては少しでも楽に飲んでもらいたいですが、薬を飲むという行為を理解できる年齢になったということなので、今後も極力自力で頑張ってもらいつつ、どうしても難しいときは薬剤師さんに相談の上、何かに混ぜて飲んでもらいたいなと思います。
5)その他のやり方
スポイトで頰の内側に垂らすと吐き出せないそうです。もっと小さなお子様にはこのスタイルが良さそうですね。
あぽろんは暴れそうなので、スポイトを口の中に入れるのも大変な気もしますが…。
TVなどに集中しているときにささっと入れてしまうというやり方もあります。
集中力の高いお子さんには向いているかもしれません。
最後に
なかなかに大変な10日間でしたが、色々学べたこともあるため、次回の体調不良時にはもう少しレベルアップした対応ができるかな…とポジティブに捉えています。
もちろん一番大変だったのは高熱に苦しんだり、苦手な薬を毎食飲まされていたあぽろん。
辛い思いをさせないためにも、家族の健康を維持しなくてはと改めて強く思いました。
それではまた!