あぽろんは3歳半頃にモンテッソーリでいうところの「数の敏感期」を迎え、100までの数の理解と簡単な算数ワークくらいならできるようになりました。
↑我が家ではこれを購入しました
それから半年、算数的な知育はあまりできていなかったのですが、「理系得意な子の育て方」という本を読んでから興味を持ったタブレット学習のRISUキッズのモニターをさせていただけることになり、現在3週間みっちりやったのでレポしていきたいと思います!
正直、年少でここまでガチな教材は早いかな…と思ったりもしたのですが、幼少期にくもん(幼稚園〜小学3年生)とそろばん(小学1年〜6年)を習っていた数学大好き理系夫が絶賛したので(理由後述)、このまま継続していこうと考えています。
RISUとは(利用者目線)
小学生向けの「RISU算数」と年中〜年長向けの「RISUキッズ」があり、我が家では年少の娘が「RISUキッズ」のモニターをさせていただいております。
それぞれのサービス詳細は公式サイトをご確認ください。
詳細は上記の公式サイトを見ていただくとして、本記事では利用者目線での説明をしていきます。
問題の量とワークの単価
RISUキッズは全12ステージあり、1ステージあたり25個のワークが用意されています。
つまり…
12ステージ × 25ワーク = 300ワーク
300ワーク ÷ 年間33,000円 = 1ワークあたり110円(税込)
RISUモニターの方のレポを拝読しても、ワークあたりの単価書いてる人なんていないですが笑、まずは気になるかな〜と計算しました。
具体的な問題
これぞタブレット教材最大のメリット
ワークの中には、1〜4つの問題が入っており、それに全て回答すると答え合わせをすることができ、0〜100点までの点数がつきます。
と燃えるあぽろんは、間違えてしまった場合は100点取れるまでそのワークの解き直しを頑張っています←我が子ながらエライ
親が丸つけしたり、自分で答え合わせをするとなる、どうしてもそこで集中力が切れてしまうと思うのです。
瞬間的に正誤がわかることで解き直しのハードルも下がるし、満点だった場合はモチベーション維持したまま次のワークへ進むこともできます(そんなにハイペースでやらなくてもいいのにと思うのですが、満点だと嬉しいのかガンガン次のワークへと進んでいきます)。
これこそがタブレット教材最大のメリットだなと個人的には思っています。
また、RISUキッズは問題の読み上げ機能がついているため、まだ文字が読めないお子さんでも一人で取り組むことができます。
あぽろんは平仮名なら読めますが、読むことに集中力を使ってしまうと疲れてしまうようなので、毎回読み上げボタンを自分で押して読み上げてもらっています。
子供のやる気に繋がる仕組み
ワークをクリアするごとにポイント(がんばりポイント)がもらえて、そのポイントを貯めるとプレゼントと交換することができるので、うまい具合に子供のやる気心をくすぐるなと思っています。
がんばりポイントとは別に、ワークをクリアすると時々「かぎ」をもらえることがあり、そのかぎをいくつか貯めるとスペシャル問題が出てくる仕組みもあります。
あぽろんにはスペシャル問題はまだ難しくて解いたことはないのですが、なぜかかぎをもらうのが嬉しいようで、「かぎが出るまでやる!」と長時間頑張っていたこともありました(そういう時に限ってなかなか出ない…笑)。
また、チューターの先生から動画が届くのですが(割と頻繁に…)、すみません、親目線ではこの動画要る?ってぶっちゃけ思ってしまったのですが、子供にとっては響くところがあるようで、その動画を楽しみにしていたりします。
動画の内容は、今取り組んでいるステージで出てくる問題の解説だったり、日々の頑張りを応援してくれるものだったりですが、ホームビデオみたいな感じなので(表現すみません…)、親しみを感じているのかもしれません。
親にとってありがたい機能
親向けに用意されている管理画面(タブレット上ではなくブラウザなのでスマホなどから閲覧できます)がなかなか便利です。
毎日の勉強時間が確認できたり、管理画面上からこれまで解いたワークの中身を見ることもできます(まだ解いていないワークは見られません)。
これもタブレットならではですね。
親が常に側にいて一緒に取り組んでいたら不要な情報かもしれませんが、正直なところ、下の子がいて十分に上の子(あぽろん)に構ってあげられない状況もあり、少しでも一人で取り組めるものがあればいいなという気持ちもあって始めたタブレット学習でした。
そのため、難しくてわからない時、間違えてしまって一緒に解き直して欲しい時などは声をかけてもらい、それ以外は一人で解いてもらっています。
親が隣にいると、自分で思考せずにすぐに頼ろうとしてしまいがちですが、一人で解いている時は一生懸命自力で解こうとしているので、我が家のケースではこのやり方が合っていたように思います。
そのため、今どのような問題をやっているのかを手元で(スマホで)確認できるのはありがたいのです。
と褒めてあげると嬉しそうなので、側にいなくても自分の頑張りが伝わっているというのは、モチベーションにもなっていると感じます。
また、あぽろんがいる時に、夫に「今日引き算でこんな計算ができたんだよ」と伝えるようにしており、それを聞いた夫が「すごいね!今日も頑張ったんだね」等褒めるとさらに嬉しそうです。
これについては、冒頭で紹介した「理系が得意な子の育て方」の本の中に載っており、複数の大人が勉強の進度を理解して褒めてあげるとモチベーションに繋がるというものです。
ちなみに、管理画面にアクセスしなくても、メールで都度進捗を教えてくれたり、アドバイスなども送ってくれています。
アドバイスについては受動的なものだけではなく、問い合わせをすることで丁寧なアドバイスもいただけます。
例えば、
と相談したところ、その時挑戦中の問題に関する具体的な解説や、親身なアドバイスをいただきました。
以下はそのメールの一部です。
ちょっとここは改善してほしいというポイント
①操作性
付属のタッチペンは、子供向けに布張りのタイプが採用されているため、反応があまりよくありません。
ということで、指で操作することがほとんどなのですが、多くのものを数えるワークなどもあるため、密集した絵柄を数えるにはやはりタッチペンが必要でした。
先端に円盤がついているタイプですと反応が良いとのことで、我が家ではこちらを使用しております。
タッチペン問題の他にも、解答欄を毎回選択する手間があったり、先生動画が届いてるよ!のポップアップが頻繁に出てくるので都度バツボタンで閉じたりという、ものすごく些細な部分で気になることはいくつかあります。
②メールが大量
前述の通り、勉強の進捗について都度メールが届きます。
そのほか、先生動画の配信についてだったり、躓いている時のアドバイスやコラムなども送られてきます。
内容はありがたいものが多いのですが、とにかく大量…!
見たいメールを探すのも大変ので、管理画面内にメールボックスを作り、そこに届くようにしてくれたらいいのにな、なんて思っています。
RISUを継続する理由
1)数学大好きな理系夫が絶賛したから
本記事のタイトルにもなっておりますが、数学大好きな夫(理系の国立大学院卒)が絶賛したというところが最大の決め手です。
夫はRISUの問題を見て、概念としての学びがあることを特に評価していました。
例えばこちら↓
あぽろんはまず、白猫のボールの数を数え、その数のボールを元のボール箱から消す(引き算)することで、黒猫のボールがいくつになるかを考えて解いています。
この段階を経てから計算式の問題に進んでいるため、スムーズに引き算ができるようになっていました。
さらに、夫がかつて習っていたくもんのように先取り学習ができるし、算数検定のサポート制度により、学年よりも先取りの階級に合格した場合は受験の費用を全額負担してもらえるサービスもあって、検定合格で得られる達成感も味わえるため、RISUを絶賛していたのでした。
2)子供の勉強習慣が定着したから
最初は物珍しさに、積極的にRISUをやっていたあぽろんですが、次第にこちらから声をかけないとやらなくなっていきます。
確かに、最初の方のステージでは、ひたすら数を数える問題が続くので、ちょっと飽きてしまうし、ミスして数え間違えてしまうと最初から数え直しになるため、モチベーションが下がりやすいのはあると思います。
そういう時は、一緒に数えてあげたり、隣にいてあげるだけでも頑張れたりするし、決して長時間やる訳ではないので、毎日少しずつ頑張るように環境を整えました。
具体的には、毎朝幼稚園の準備が全て済んだらRISUをやってもらい、それが終わってもまだ出発まで時間があればキッズタブレットで遊んでOKとしています。
今では声をかけなくても毎朝3ワーク(5〜10分ほど)やっています。
※学習時間にカウントされるのは問題の画面を開いている時間です。学習中以外はホーム画面に戻しておかないと学習時間に計算されてしまいます。液晶をオフにしておけば大丈夫ですが、うっかり触って液晶がついてしまうこともあるのでご注意ください。
ところで、何度か本記事内でご紹介している「理系が得意な子の育て方」は、このRISUの創設者が著者なのですが、RISUによる10億件の学習データから導き出された結論として、大変興味深いことを書かれています。
- 理想の勉強時間は朝(朝の10分は夜の20分に相当する)
- 前回の勉強から間を空けない(少しずつでも毎日やると効果が高い)
- 勉強は何かとセット(我が家の場合は幼稚園準備後)にすると習慣化できる
小学生になってもこの習慣をキープして欲しいため、今からその土台が作れたらなと思います。
3)本人が楽しんでいるし、親も安心して使わせられる
問題を自力で解ける喜びや、前述のようにポイント・かぎを貯めていくことに楽しさを感じており、彼女の中の遊びの1つとして生活に溶け込んでいます。
また、親としてはなるべくアナログなおもちゃで遊んで欲しいですが、やはり子供にとってはデジタルなおもちゃに惹かれてしまうところがあります。
我が家には、デジタルなおもちゃはRISUの他にはキッズタブレット(Youtube閲覧不可の知育アプリのみ)しかないのですが、親としては、タブレットで遊ぶよりはRISUの方が精神的にも断然よかったりします笑。
それは、遊びではなく勉強であるというのはもちろん、RISUのタブレットはギミックや色遣いを押さえ、ブルーライトを大幅にカットしているため、アプリで遊んだり派手な動画を見たりするよも目にも優しく感じるからです。
RISUを試してみたいけど不安がある方へ
RISUキッズを始められる目安
RISUキッズの対象年齢は年中〜年長となっていますが、数を数えるのが好きだったり、数字を読めるのであれば、それより早くても始められると思います。
現にあぽろんはまだ年少ですが、始めて3週間で全12ステージ中7ステージをクリアしております。
ダイソー等の100円ショップにて、数のワーク本がたくさん売っていますので、それらを楽しく解けるようであれば、問題なく進められます。
逆に、まだ数を数えることをそこまで楽しめていない(数の敏感期がきていない)ようであれば、始めるのは早いかもしれません。
RISUキッズがおすすめなご家庭
ワーママさんや下の子がいたりして、なかなか子供の勉強に付き合う時間がないご家庭に向いていると感じました。
操作が簡単かつ、読み上げ機能や答え合わせの機能により、3歳児でも一人でできるワークであるというのは大きいです。
もちろん、難しい時やママに側にいて欲しい時もありますが、トータルで見るとかなり僅かな時間でした。
前述の通り、目にも優しい設計となっているため、テレビや動画を延々と見せておくよりもずっと有意義な時間として過ごせるように思います。
1週間お試しキャンペーン
通常、申し込みをしたら本契約(年間税込33,000円)となりますが、現在1週間のお試しキャンペーンを行なっております。
以下のクーポンコードを申し込みの際にご入力いただくと、1週間使ってみて合わないと感じた場合は契約をキャンセルすることが可能です(手数料として税込1980円はかかります)。
クーポンコード:bhs07a
※以下のリンクページにもクーポンコードの記載はあります
↑未就学児はRISUキッズ
↑小学生以上はRISU算数(RISUキッズとは料金体系が異なります)
契約したけど、結局使わなくなってしまったら…
これが一番の心配事だと思います。
費用は1年分前払いなので、1年経たずに飽きてしまう可能性ももちろんありますが、解約してもタブレットは手元に残るので、それまで解いてきた問題はいつでも解き直しができるため、無駄にはならないかなと思っています。
※1週間のお試しで契約キャンセルとなった場合はタブレットは返却となります
以上、RISUキッズをご検討されている方のご参考になれば幸いです。