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【誤飲と怪我に気をつけて】手作りおもちゃの注意点〜事故を未然に防ぐために〜

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当ブログでは手作りおもちゃについていくつかご紹介しておりますが、手作りおもちゃを作る前に知っておいて欲しいことがあります。

1年以上前にアメブロでも注意喚起の記事を書いたのですが、いまだに一定数のアクセスがあります。

気になって調べてみたところ、手作りおもちゃの危険性や注意点について書かれたサイトがほとんどない!=専門家ではない私のブログが検索結果上位に表示されていました。

一方、手作りおもちゃを勧めるサイトやブログは山のようにあります。

事故が起こる前に防げたらと思い、我が家の事例と一緒に注意点を書き出しました。

まお
まお
ヒヤッとしたこともありますし、実際に怪我もさせてしまったこともあります
あぽろん
あぽろん
そうならないためにも読んで欲しいです!
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サイズに注意

子供のおもちゃは39mm以上でないと誤飲の危険があります

我が家の事例

この記事を書くきっかけとなったおもちゃは、100均で購入したクリームケースを使ったぽっとん落としでした。

クリームケースにビーズやお花を入れてデコレーションし、それを穴を開けたタッパーに入れるという遊びをするためのものです(タッパーに穴を開ける前に危険性に気づいたので完成しませんでしたが)。

支援センターで手作りされたものをあぽろんが気に入っていたので、同じものを作ろうと思ったのです。

深く考えず目についたクリームケースを買ってきて作ってしまいました。

支援センターのクリームケースのサイズを測りもせず、買うときもサイズを気にしませんでした。

ぱっと見で同じくらいに思えたからです。しかし、実際はサイズが違いました。

支援センターのサイズは40mmで、ちゃんと基準を超えていたのです(当たり前かもしれませんがさすがですよね)。

一方私が購入したのは30mmでした。1cmも小さかったのです。

なぜ気づいたかというと、あぽろんの口の中に丸々と入ってしまったから!

まお
まお
それを見た瞬間、私の方が呼吸止まりそうでした

この時あぽろんは1歳2ヶ月になったばかり。まだまだ口に入れて遊ぶのが楽しい時期でした。

この後、改めて40mmのクリームケースを買い直しましたが、あぽろんの小さい手には30mmのケースの方が馴染みがよく、あからさまに反応がイマイチになってしまいました…(支援センターのと同じサイズなのに…)。

サイズの確認方法

全ての辺を測れば良いのですが、視覚的に分かりやすい誤飲チェッカーというものが販売されておりますので、これを使うという方法もあります。

簡易的なものとして、トイレットペーパーの芯に通るサイズはNGのようです。

口に入れてしまった時は

大声を上げるとびっくりして飲み込んでしまうことがあるようなので、絶対に驚かせないようにしましょう。

声をかけて出してもらうか、口の中に指を入れて取り出します(無理やりすると逆に飲み込もうとしてしまう恐れもあるので慎重に!)。

それでも小さいおもちゃで遊ばせたい時は

小さいおもちゃによって得られる学びや成長もあると思っているので、私も悩みました。

ある程度の月齢になると、何でもかんでも口に入れるということはなくなり、口元に近づけても声をかければ口に入れることはしなくなります。

その時期までくれば、絶対に大丈夫とは言い切れませんが、多少緩和できるのではと考えております(個人的な考えですので医学的根拠等一切ありません)。

そのため、お子さんの様子を見ながら、そろそろ大丈夫だろうという思えるようになったら少しずつ小さいものをトライするのもありだと思います。

ただし、何かあった時すぐに対処できるよう、必ず側についていてあげるようにしてください。



素材に注意

ビニールテープは噛みちぎれます

マスキングテープは舐めて溶かせます

我が家の事例

私が初めて作った手作りおもちゃは、生後3ヶ月の時のペットボトルマラカスでした。

R-1などの小さなペットボトルにビーズやフレークシールを入れて、蓋をマスキングテープで留めたものでした。

このおもちゃは今でもお気に入りなくらいに大ヒットおもちゃなのですが、なかなか危険満載でした。

生後8ヶ月の時に、マスキングテープは舐められすぎて溶けてしまいました(恐らく食べられたと思われる…)。

これはいけないと思って、ビニールテープで補強したら、噛みちぎられました。

最終的に、蓋の内側を接着剤で接着させ、蓋を完全に開かないように固定できたので問題なく今でも遊べています。

最初からそうすればよかったのですが、マスキングテープで可愛くしたかったんですよね。

そして接着剤でとめてしまうと二度と開けられなくなるのが何となく不安でやっていなかったのですが、作ってから1年半経った今でも中身を取り出そうと思う気は一切起こらないので何の問題もなかったです。

手作りおもちゃを作る時は、見た目や不可逆性などよりもとにかく安全性(壊れないか、部品が外れないか、それらが口に入ることはないか)を重視しないといけないと学びました。

怪我に注意

ストローなどを切った際の断面は鋭利なので補強しましょう

我が家の事例

ストローを切って、ペットボトルに入れるというぽっとん落としのおもちゃを作った時のことです。

ストローをペットボトルに入れるという行為自体も気に入っていましたが、1歳2ヶ月のあぽろんはまだまだ口にものを入れたい時期だったので(そういう意味では誤飲の危険もありました…反省です)、おもちゃで遊ばない時もストローを噛み噛みしていました。

そして、手に掴んだままあれこれ他のことをしていたら、顔に手をやった時に頬をストローで引っ掻いてしまったようなのです。

まお
まお
気づいたら出血していました… 

ストローを触ってみると、ハサミで切った断面は鋭利になっており、確かに引っ掻いたら切れそうな触り心地でした。

しばらくは痛々しい赤みが残り、1年近く経った今でもうっすらと傷が残ってしまっています。

切った当日の傷の状態

 

ストローに限らず、何かを切った場合はその断面が鋭利になったりささくれたりして怪我に繋がりますので、テープ等で補強するかヤスリをかけるなどして安全面にご配慮ください。

また、この場合のテープも、マスキングテープなどは前章に書いた通り食べられてしまう恐れもあるので十分に注意してください。

まお
まお
私は防水テープを使っていました。

これも100円で購入していますが、厚めのテープなので噛みちぎられることもなく、剥がれることもなく使えています。

傷をつけてしまった時は

  • 保湿する
  • 紫外線ケアする

この2つが重要であることを知ったのは最近でした。

もっとちゃんとケアしてあげれば傷ももっと早く綺麗になったのではないかと後悔しています…。

とはいえ、歩みは遅いですが少しずつ傷は薄くなっていっています。

ネットを見ると、傷が一生消えないとか脅かされたりしますが、少しずつでも肌は再生しているのでいつかは消えると信じています。(これについては数年後また結果をご報告します)

傷つけてしまっても、保湿と紫外線ケアでどんどん綺麗になるので諦めずに続けましょう!

紐類に注意

紐状のものは首に絡まる恐れがあるのでおもちゃの材料としては向きません

我が家の事例

1歳2ヶ月の頃は私が手作りおもちゃを作るブームだったこともあり、あれこれ作っていました。

その中の一つが引き出す系のおもちゃです。

これは、ウェットティッシュの空き容器に鎖型の毛糸を詰め込んで作ったおもちゃでした。

ティッシュを出しまくるのが好きな時期だったので、引っ張り出す感覚を楽しませてあげるおもちゃを提供したく作りました。

思惑通り、シュルシュルと引き出す感覚が楽しいのか繰り返し遊んでいました。

が、ある時両手に毛糸を持って引っ張って遊んでいたのを見て、

まお
まお
あ、これヤバイかもしれない

と即座に思い、その後おもちゃはお蔵入りしました。

危険な目にはあってませんが、首に絡まる姿が簡単に想像できてしまったのです。

保育園に紐がついた服を着ていってはいけないという話は聞いていたし、市販のおもちゃに紐状のものがついていないことからもっと早く気づくべきでした。

引き出す系のおもちゃを作るなら、たくさんのガーゼハンカチなどの端を結び繋げて作る方が断然安全そうです。

また、100円ショップやホームセンターなどで売っているプラスチックのチェーンのおもちゃなら硬さがあるため、柔らかい紐のように簡単に首に絡まる心配がないのでオススメです(支援センターや保育園などでも使われています)。

おままごとにも大活躍のプラスチックチェーン

プラスチックチェーンはおままごとで麺に見立てたり、ぬいぐるみにくくりつけてお散歩ごっこしたりと、お値段以上に楽しめるので1つあれば長く遊べるおもちゃです。

事故を未然に防ぐために

自分の作ったおもちゃで可愛い我が子に何かが起きてしまうなんて、絶対に避けたいことです。

手作りおもちゃのアイディアや情報はたくさん溢れていると思いますが、本来おもちゃではないものをおもちゃにしようとしているということを忘れないようにしてください。

本来別の用途に作られたものが、子供のおもちゃとしてピッタリであることを見つけると嬉しくなる気持ちがあると思います(私がそうでした)。

しかし、まずはそれを安全に使えるかどうかを必ず確認してください。

赤ちゃんや幼児は大人が想定しない遊び方をしたりもするので、全ての事故を想定するのは難しいです。

耐久性や思わぬ破損など、作った段階では分からなかった問題も出てくると思います。

そのため、遊ぶときは常に大人が側について見ていてあげるのが一番の事故防止になるというのが私の考えです。

これは手作りおもちゃに限らず、おもちゃの対象年齢に達しない状態で与える場合も当てはまると思っています。

自己責任で遊ばせることはあると思いますが、「責任」があるということを理解して、必ず目を離さないようにしてください。

皆さんのお子さんが、安心しておもちゃで遊んで成長されますよう願っています。